マイコンでのLED制御の注意点
まずは基本的なところから・・・。
① LEDにはアノードとカソードがあります。
足つきのLEDは基本的には足が長い方がアノード(上の図ではRの方)で、
足が短い方がカソード(上の図ではGNDの方)です。
LEDは電流がアノードからカソードに流れると光ります。
なので、アノードとカソードを間違えると光りません。
最悪の場合壊れるので注意してください。
② LEDは自身の抵抗が無いに等しいので、単純に電圧をかける(印加する)だけだと、
ものすごい電流が流れて壊れてしまいます。
LEDに流す電流を決定するための制限抵抗を必ず入れましょう。
③ LEDには電圧降下(Vf)があります。
Vfは名前の通りLEDによる電圧の降下を意味します。
電圧降下を考慮して設計しましょう。
例えばVCCが5[V]だったとして、LEDのVfが3[V]だったとします。
すると抵抗Rにかかる電圧は5[V]-3[V]で2[V]になります。
LEDに5[mA]流したいとするとオームの法則
V=RI
より、R=400となります。
抵抗の系列を考えると390オームあたりを使うことになるということです。
④ カソード側をマイコンのIOにつないでLEDを制御する場合は
接続先のマイコンIOでどれだけの電流が引けるかデータシートを確認して
ください。
それと、VCCとマイコンの電源電圧の関係に注意してください。
⑤ アノード側をマイコンのIOにつないで制御する場合はIOから流せる電流と
マイコンの電源電圧とLEDのVfの関係に注意してください。
以上の5つに注意すればハードウェアが苦手な感じでもLEDは怖くないはず!!
大電流流すならRの定格電力にも気を付けてください。
ネット上にいろんな情報があるから、失敗はしないと思うけどね!?
心配だったらFETとかトランジスタとかでドライブしてやるのが
無難なきがします・・・。
電気って水と似てますね。
高電圧から低電圧に電流は流れ、高いところから低いところに水は流れる。
風も高気圧から低気圧へ流れる。
この世のほとんど(僕は地球上の現象しかしりませんが)の現象は近くからみると
気づきませんが、遠くからみると似ているものが多いですね。
個人的には磁力について納得いっていない部分が多いんですけどね・・・。
Good Luck!!